子供にスマホ・携帯はいつから必要?持たせる理由と親の気持ち

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新年の同級会に行ってきたら、子供にキッズ携帯を持たせたという友人の話を聞くことができました。
 
みんなママさんなので興味津々です。
  
その友人の子供は小学校1年生の女の子と、3年生の男の子。
今回、2人同時に持たせたそうです。
 
「共働きだと、やっぱり女の子は心配になるから、親の気持ちのお守りだね〜」
と言っていました。
 
 

 
 
この話を聞きながら、同じく小学校1年生の女の子がいる別の友人が、自分の子ども女の子。
どうしよう〜!!とものすごく迷っていました。
 
この記事に到着したあなたも、お子さんに携帯を持たせるならいつか・・・とっても悩んでいますよね。 
  
もしも、あなたなら、身近で同じ年の子どもに携帯を持たせたという話を聞いたとき、どう考えますか?
  
周りが持っているのに合わせて同じように携帯を持たせますか?
それとも、よそはよそ、うちは高校に入ってから!と決めていますか?
 
今回の記事は、周りの考え、行動を聞いて迷っているあなたにぜひ読んで欲しいです。
 
 
私は、今回の友人の話を聞いても自分の考えは変えませんでした。
その理由は・・・
 
 

小学校低学年の子供に持たせるならキッズ携帯それともスマートウォッチ? 

 

 
私自身は、小学校4年生の息子にはまだ携帯を持たせていません。
 
子供に携帯電話を持たせるか持たせないかを本気で悩んだのは、やっぱり息子が小学校に入学した時でした。
  
休日の青空の下、公園で子供同士が遊んでいる間に、友人(同級生のお母さん)とひたすらに語り合ったのは、キッズ携帯とドコッチ(お互いdocomoだったので)持たせるならどっちがいいか。でした。
 
  
そこでお互いから出てきた意見は、
 

キッズ携帯
・そもそも持ち歩くのを忘れる。
 (学校には持ってゆかないから)
・カバンにくっつけておいてもなぜか、何処かに落としてくる。
 (キーホルダーの先っぽがなくなってることが多々)
・遊びに夢中で例え呼び出しても気がつかない。

 

スマートウォッチ
・最初は良くても絶対に、ずっと腕につけたままで居られるわけがない。
・邪魔になったらすぐに外してしまう。
・外したら絶対に忘れてくる。
・だったらまだカバンにつけっぱなしの携帯でいいんじゃない?

結論
時計型はオシャレに目覚めてからでいいね。
一年生に持たせるなら携帯だね。
 

ということになりました。
 
 

小学校低学年に持たせるならキッズ携帯、だけど・・・ 

 
   
私と友人の語り合いでは、結局小学校1年生じゃ自分で常に持ち歩くことができない。
なんだか持たせることの利点よりも、持たせても使えないんじゃないか、という考え方の方が多く出てきてしまいました。
   
という理由で結局、持たせるならキッズ携帯だけどまだ持たせない、に落ち着きました。
 
当時、私も友人も、子供にキッズ携帯か、スマートウォッチを持たせようと考え始めたのは、幾つもの公園を移動しながら遊び回る子供の居場所を特定すること、緊急時に本人と連絡が取れるようにすることが最大の目的でした。
 
 
1年生の段階では、携帯またはスマートウォッチ、どちらにしたとしても、子ども本人と、常に一緒にあるという確実な保証がないので、持たせなくてもいいと判断しました。
 
持たせるなら、子供が一人で何処かに出かけた時も、確実に持ち歩ける年齢になってからでいいと思いました。
  
 
今回、新年会で子ども二人にキッズ携帯を持たせたと言っていた友人も
「何処かに忘れてきたら、GPSで探せるから、とりあえずいいかなと思ってね。月500円だし」
と言っていました。
 

小学校低学年の子供にキッズ携帯を持たせるなら、
・こどもが何処かに忘れてくること
・忘れてきた携帯だけを探すことは当たり前と思う

が前提にありました。 
 

 

小学校高学年、そろそろ連絡手段としてキッズ携帯を持たせるかどうか

 
 迷子
 

突然ですが、子供が行方不明になりました!

 
 
少し前の出来事です。
  
私は、習い事に行っている子供を練習場まで迎えに行きました。
時間は、稽古の終了予定時刻の少し前でした。
 
ところが到着してみると、もうほとんどの人が帰っていて、人はまばら。
入り口の下駄箱を見ると息子の靴も見当たりません。
 
稽古が予定より早く終わったということはすぐにわかりました。
でも、息子は、外にいるのかと思って探し回ってもどこにも姿が見えず・・・??
 
建物の中に入って先生に聞いたら「だいぶ前に帰った」と言われました。
 
 
”え?これは、もしかして、どこにもいない・・・”
自分の中で、す〜っと、血の気が引いて行くのを感じました。
 
騒ぎたくなりそうな気持ちを抑えて 
”ここは冷静になれ私!”
と言い聞かせ、必死に頭をフル回転させました。
 
  
あの子が、大きな荷物を持って歩き回るはずがない
予定より練習は早く終わった
私が迎えに来る時間は子どもに伝えてあった
迎えの予定時間よりも30分以上早く終わっていた
外は寒くて待つのは辛い
歩いて帰れる距離ではない
そして見える範囲に姿はない  
 
ということは、
”誰かの保護者に送ってもらって家に帰った可能性が高い” 
と判断しました。
 
 
念の為、迎えに行くと約束していた時間まで、入り口のげた箱前でオロオロしながら待っていました。
時間を過ぎても姿が見えなかったので、とにかく急いで家に向かいました。
 
・・・家の前に着いて
 
”あ!いたー!やっぱり家にいた!!”
 
この日家族は全員出かけていて、家には誰もいませんでした。
もちろん、玄関には鍵がかかっていました。
 
だから子供は、帰ってきても家の中にはいることができず・・・
寒さの中、玄関前の日向にポツリと立っていました。
 
 
私が、ほ〜っとして車から飛び降りたら、子供もすすす、っと寄ってきて一言。
「ごめんなさい」 
ポロポロと涙を流して泣き出しました。
  
私はキューっと目一杯子供を抱きしめて、一緒に泣きながら
「誰かに送ってもらったんだね。道場にいなかったからきっと家にいると思ったよ。いてよかった〜」
と子供に伝えました。
  
泣きながら、子供がポツポツと話したことは、
「かなり早く終わったから、〇〇君のお父さんに送ってもらった。」
「まだお母さん家にいるかと思ったから急いで帰ってきた。」
「家の前で降ろしてもらったらお母さんの車がないから、じいちゃんに電話してもらおうと思ったのにじいちゃんもいなかった。玄関が開いていなくて、動けなくなって、ここで待ってた。」
「トイレ行きたい」

 
ウンウン。
よくいろいろ考えたね。
 
子供がトイレにはいる姿を見て、私もようやく現実に戻ったような感覚になりました。
 
 

子供に通話機能だけの携帯を持たせておくべきか迷って決めたのは

 
 
流石にこの出来事の後、子供に携帯を持たせるかどうか、あったほうがいいか、とかなり迷いました。
 
小学校四年生。
 
でも、子供本人が電話欲しいと言わないので、やっぱりまだにしておこうと決めました。
  
なんというか、あのとき泣きながら話す子供を見ていて、まだ持たせなくても大丈夫だな。
と思ったんです。
 
連絡しようと思いつくこともきちんとできていたし、連絡できる場所も思いついていた。
今回はたまたま家に誰もいなかったけど、もしもの時は自力で連絡手段をなんとかするな
と思えたんです。
  
そして、気をつけておくことにも気がつきました。
いつも、おじいちゃんがおばあちゃんが家にいて、自宅が留守で誰もいないことはほとんどない現状。
家に帰ればいつでも誰かいる、と子供は思っているんだとわかりました。
 
家族の予定は、次から子供にもきちんと伝えておこう。
 
携帯を持つ持たない、よりも、コミュニケーションと家族の一員として、家族の動きをきちんと伝えておくことが大切だと改めて思いました。
 
携帯を持たせても、コミュニケーションがうまく取れなかったら、持たせる意味がないなと気づいたのです。
  
 
携帯を持たせても、もうなくすことはないだろうしきちんと使える。
だけど、持たせなくても今は全然大丈夫。
  
急に成長したなあとしみじみ涙が出ました。
 
 
これから先、習い事の時間が長くなったり、部活の送り迎えが毎日になったり、迎えに行く時間の予定が読めないことが増える時期がきたら、必然的にどこにいても連絡が取れる手段として携帯が必要になる時がくると感じました。
  
1年生のときのように、どこにいるかが心配で居場所を確認するためのGPS機能が目的で携帯を持たせる必要はもうないな、と感じました。
 
 

子供にスマホ・携帯を持たせる時期はいつがいい?

 

  
それは、いつから〜と決まっているものではなく、それぞれの親御さんの判断次第です。
 
安全のために持たせるべきだ、犯罪に巻き込まれないために持たせないほうがいい。
と白黒はっきりさせる意見もありますが、そこは参考程度に聞くくらいにしましょう。 
 
 
私は、自分が持たせたほうがいいのかなあ、と迷った時はまだその時ではないのだと思いました。
  
公衆電話も少なくなった現在、やっぱり絶対に必要だ、と思った時が子供に携帯を渡すときです。
 
 
今回の私のように、”持たせておけばよかったかも”と思う出来事も、きちんと子供と会話をして伝えておけば回避できることです。
必ずしも携帯電話がなければダメだ〜ということではありません。
 
 
私は、子供に携帯を渡すときは、そろそろ必要だな、もうきちんと使えるから大丈夫。
と子供を信頼して渡すことができる時に渡そうと思います。
  
   
現在、息子の通う小学校の6年生は、半分くらいが携帯・スマホを持っていると聞きました。
 
この情報を聞いて、持たせたほうがいいかしら、と迷っているお母さんがいましたが、そこは迷うところがちょっと違うと私は思いました。
 
子どもに携帯を持たせるかどうか、そこは外の情報ではなく、家族で決めることではないでしょうか?
 
携帯がなくても、大人が見守れるなら必要はないですよね。
どうしても離れていて、見守るために携帯が必要なら、お守りとして子どもに持たせてあげましょう。
  

子どもも親も安心できる道具として。
子どもに携帯を持たせるのはいつからか、それを決めるときには、是非子どもと家族の”今”をよ〜く見て決めてください。 
 
この記事にたどり着いてくださったあなたにも、自分の考えを自信を持って言えるようになって欲しいと思います。
  
 

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