何もないところで転ぶあなたへ!タオルを使って簡単にバランスUP

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昔から、何もないところでつまづく私。
  
段差のあるところより、本当に何にもないところでコケることがとても多い。
 

 
何もないところでなぜがつまづく、ということを頻繁にやらかしていました。
年に数回は、本気で真正面から転んでいました。
 
膝から血を流して出勤したこともあります。
  
そんな私が、ここ2年はつまづくことも、転ぶことも全くなくなりました。
 
きっかけは入院中のリハビリ。
 
足指を意図的に動かすことの大切さを理学療法の先生に教えてもらいました。
私が入院中に歩き方を忘れた出来事を交えて、足指を動かすことの大切さと威力をお伝えしようと思います。
  
足指をうまく使えるようになるだけで、驚くくらい歩き方が変化します。
 
 

何もないところで転んで移動制限・その時足裏の感覚がゼロだった

   
 
私の足指が決定的に動かなくなったのは、長期の入院の時でした。
 
原因は病気か、ベッドで過ごす時間が長かったからか、どちらなのかは正直わかりません。
  
入院生活が始まって2週間くらいしたところで、ベッドの真横で転んで足をひねるということをやらかし、そこからは病棟以外の場所への移動は『要・車椅子移動』の制限がかかりました。(←病院の床は硬いので、変なところで転んで怪我されると病院が困るから・・・)
 
そんな感じで検査と治療の入院生活が1ヶ月経った頃。
 
主治医から
「この治療が終わったら、退院してもいいよ」
と言われました。

病院からさっさと出たいと思っていた私、でもその時は嬉しさよりも
”いやいやちょっと待ってくれ〜い!”
という思いの方が強かったです。
 
だって、入院中はほとんど車椅子の住人です。
歩いても、トイレと洗面所とお風呂と、病棟の中の真っ平らな廊下だけ。(お風呂もトイレも当然バリアフリーです)  
 
そのままポイっと病院の外に出されても、普通に日常生活を送れる自信は皆無でした。
 
だって、この時は朝のテレビ体操を見ながら一緒に体を動かしていても、半分もできないし、ジャンプもできない状態になっていました。
  
 
そこで、退院までに最低限のリハビリを入れてもらいました。
 

何もないところで転ぶのは、バランスが取れていないことが原因と判明

  
 
退院前に組み込んでもらったリハビリで、当時の状態チェックを行いました。
チェック項目中に『片足で立つ』という項目がありました。
当時の私は、これが全くできませんでした。
 
片足で立とうとするとゆらゆらフラフラ世界が回る〜ので片足立ちは0秒
   
最初は、単なる筋力不足が原因、と思っていました。
でも、0秒というのは、そもそもバランスが全然取れていないのが原因と言われ、足指の状態をチェックしました。
 
この時、理学療法士の先生に色々と診てもらって、自分が一番驚きました。
  
 
ベッドの上で、片足を持って膝を曲げたり伸ばしたり。
膝をコンコンしてみたり。
足の指を引っ張ってみたり。
 
と、ここで違和感を発見しました。
 
先生がやっていることを、目で見ているから足指を引っ張っられているのはわかります。
でも感覚は、痺れた足に何かが触れているような曖昧な感覚しかありません。 
  
そこで目を瞑って、足指に触れてもらい、どの指に触っているかを当てる言うということをやってみました。
  
すると、私には「何かが指に触れている」くらいの感じしかわからず、どの指に触られているのかの判別は全くつきませんでした。
  
使わなければ人の体は衰える、本当です。 
  
 
私が片足で立てなくなった理由は、単純な筋力低下だけではなく、長期の入院の間、足指を動かしていなかったために、バランスを取ることができなくなっていたからです。
   
それでも、真っ平らな病棟の廊下はゆっくりながら歩けていたのですが、いつどこで転んでもおかしくない状態になっていたということを知りました。
何とも言えない恐ろしい状態になっていたこともこの時初めて知りました。
 

目指すはおさるのジョージ、足指体操で足指を手のように自在に使う

   
その日からまずはベッドの上で、足指グーパーをして、足指を動かすことから始めました。
 
でも、最初は手の補助なしではグーができないくらい、全然動かなくて、衝撃を受けました。

足指体操でグーパーグーパーしてタオルを握って持ち上げて、、、とリハビリをしているところに、お見舞いに息子が来てくれました。
 
ふと思いついて息子に、足指を使ってのタオル運びをやらせてみました。
 
すると
「そんなの、いつもやってるよ?」
とひょいとタオルをつまんで左右の足でタオルを持ち替えいます。
 
その姿はまるで、サル・・・
 
本当に器用に、手のように足を使っていました。
そういえば、こいつは脱いだ洗濯物とかも、足でつまんでけんけんで洗面所に運ぶんだっけ・・・
 
つまりこのくらいは、できて普通なのか・・・
と動かない自分の足に、おもわずため息をついてしまいました。

しばらくは雑談してお見舞い人が帰ったらリハビリ再開。
疲れたら少し休んで、また足指でタオルつまみ。
 
移動には車椅子制限がかかっていて、病棟では他にやることもない。
なのでひたすらタオルを持ち上げたり、ペットボトルのキャップを握ったりして半分遊びながら、リハビリを続けました。
   
そうしてタオルを握れるようになったので、翌日からはリハビリ室で別のトレーニングを始めました。
 

本格的に足指体操・足がつるのは普段足指が使えていない証拠、だから何もないところで転ぶ

 

リハビリ室で足指トレーニングのために使ったものは、普通のフェイスタオル1枚と500グラムの重石、あとは椅子。
 
 
タオルを縦向きに伸ばして、椅子の前の床に広げて置いて、椅子から遠い方に重石を置けば準備完了。
 
椅子に座ったら、かかとを固定して、足指だけでタオルの手前を握って、自分の方に手繰り寄せる。
寄せたら、はなしてまた掴んで手繰り寄せる。
重石が自分のところに車で繰り返し、手前に来たらもう一度広げてまた最初から。

を繰り返します。
 
 
初日、私は2回目にして足がつりました。
 
ここにくるまで、グーパーしていても全然足指が使えていなかったことが証明されてしまいました。
 
そしてタオルは全然手繰り寄せることができません。
動くことは動くのですが、手繰る寄せられないのでぐちゃぐちゃになる、という方が正しいです。
 
これはもう、トレーニングあるのみ!と黙々とリハビリに励みました。
 
やっと、一回、手前まで手繰り寄せることが出来たら、次からは、比較的スルスルとできるようになりました。

きちんと使えれば、すぐに復活してくれそうです
 
 
とここで、理学療法士の先生から衝撃の一言が出ました。
 
『これで2キロを普通に手繰り寄せられるようになったら走れるよ。』

『は?2キロ??まじですか?』
 
『いきなり2キロはダメだよ、500gの後に1kg 1.5kg 2kgって順番に上げてゆくんだよ』

『は〜い』
 
先の道のりは長そう・・・と思いましたが、私は結構好きなトレーニングでした。
なんだか足裏が気持ちいいんです。
  
『退院しても家でできるから続けてね。重石はペットボトルに水を入れて使うと調節できるから』
 
『なるほど!!素敵なアドバイスありがとうございます!』
 
 
このトレーニングは、退院後も自宅療養中に続けました。
 
自宅では重石に使ったのは教わった通り四角い形の500mlのペットボトル、2キロの重石は2リットルのペットボトルで代用しました。
 

毎日ちょっとづつ続けて2キロを運べるようになるまで、1.5ヶ月。
テレビ体操も全部こなせるようになり、ジャンプもできました。

走るのだけは、なんとなく怖くて、走る場所がないことを理由に試していなかったですが、何かで子供を追いかけるときに普通に走れていて感動しました。
(追いかけていた理由は忘れました。)
 
 

足指体操をして足指でものをつかめるようになると、何かあるところでも転ばなくなる

 
 
病気からのリハビリでしたが、足指トレーニングをしたあと、なにもないところで転んだことは今の所ありません!
 
すばらいしです。
 
本当に、今まで年に数回は、何もないコンクリート状で転んで擦りむいたり、巨大な痣を作ったりしていたのですが、退院してから2年
今の所つまづきも、転ぶこともありません。
 
ちなみに手折り引き寄せ体操は、今も時々やっています。
2キロを手繰り寄せると、筋肉痛になるので、ヤバイと思ったら、ちょっとづつけてみたり、日常は簡易的にペットボトルの蓋を握る。
 
簡単なことでも、意識的に足指を動かすことは毎日行っています。
  
普段はあまり気にすることのない足指の状態チェック。
  
健康に生きるために、絶対にチェックしておいて損のない部分です。
足指鍛えたらバランスも良くなって、不調も解決するかもしれませんよ。
 
タオルと座る場所と、ペットボトルがあれば簡単にできる、足指体操の一つぜひお試しください。
 

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