日帰り温泉で湯疲れ体験、慣れた温泉でも疲れてびっくり

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温泉に入って湯〜っくり。
外が寒いので、温かいお湯は気持ちよくてポカポカして気分もほっこり。
  
お風呂から出てお昼ご飯。
美味しくてパクパク、お腹いっぱい。

ちょっと食べ過ぎたかな・・・なんだかだるい・・・眠い・・・


 

そんなに長くは入っていないのに・・・慣れてるはずの温泉での湯疲れ体験 

 
 

家族全員の予定が空いた冬の日。午前中に家族で日帰り温泉に行きました。
 
田舎の山の中には、あちこちに日帰り温泉があり、我が家からは車で30分くらいの距離にいくつか異なる温泉があります。
 
今回出かけたのは、普段から頻繁にゆくところ・・・より、ちょっとお湯が熱めの温泉に行きました。
    
とはいえ、私が小学生の頃は両親やおばあちゃん達と毎週のように出かけていた温泉で、ここ最近も、頻繁にではなくても3ヶ月に一回くらいは出かけている温泉です。
  
 
今回は、朝ごはんを食べて家事を片付けてから出発、10時半に温泉に到着しました。
空いているうちに入りたいので、そのまま温泉に直行。
 
全身を洗って、内湯に入り、温まったら露天風呂へ。
この時、晴れていても気温は低くて外気は4℃、寒い〜! 
 
露天風呂で肩まで浸かりホコホコと温まります。
顔は冷たいので、のぼせることはなさそうでしたが、温度はかなり熱めなので長湯はできず、内湯と露天風呂を合わせても15分も浸かっていられませんでした。
  
しっかり温まって気持ちよく、気分もさっぱり。
 
温泉から出た後は、広間で早めのお昼ごはんをゆっくりと食べて家に帰りました。
  
  
異変が出たのはここからでした。
とにかく体が重くて、ものすごく眠くて眠くて・・・
 
ちょっとだけ、、、と思って座布団の上に横になったら、一瞬で眠りに引き込まれました。
 
気がついた時には、横になってから3時間以上も経っていて
『え?午後が終わってる・・・』
完全に眠って、一日が終わりました。
  
お昼ご飯がそのまま、消化せず満腹のままで、夕飯は全く食べられませんでした。
 
この症状、出たのは私だけではなく、母親も同じように、疲れて果てて眠っていたそうです。
 
 
女二人は湯疲れでダウンしていましたが、一方で、一緒に行った男二人には何の異常もなし、体が温まってポカポカで、超元気でした。
  
 

温泉に行くなら知っておきたい湯疲れの原因

   
 

入浴は自分が思っている以上に体力を使います
適度な入浴なら体に大きな負担はかかりませんが、高温のお湯に長時間浸かったり、せっかく温泉に来たからと何度も温泉に入ると、全身疲労を起こします。
 
この疲労の症状が、湯疲れです。
 
普段、お湯に浸かる習慣がない人が長湯をした場合や、たくさんの種類の温泉に全部入った場合などに起こりやすく、湯疲れは、一泊二日の温泉旅行で出ることが多いです。
 

 
ちなみに私は、普段からお風呂も温泉もゆっくり入ります。
 
普段よくゆく温泉は、お湯の温度を2つに分けて調節してあり、ぬるいお湯の方に長めに20分くらい浸かっていますが、こんなダルダルの体になったことはありませんでした。
  
母親はこのことをよく知っていたらしく
「完全な湯疲れだね。お風呂に入るって本当に体力使うし疲れるんだよね。でも、あっちの温泉ではこんなにはならないね〜、そんなに長く入っていないのに、やっぱり温度かね」
と言っていました。
  
(母の言うあっちの温泉は、頻繁にゆく温泉のことです)
 
さすが年の功、と思ったことは内緒です。
 
 
温度が一度違うだけで、体への負担はかなり違ってくると、実体験しました。
 
とはいえ、前回、夏に行った時には、こんな風には疲れなかったので、温度差の影響はかなり大きいのだと思います。
 
今回の私の湯疲れは、寒いから、つい温まったら上半身を出して、寒くなったら肩まで浸かって、を繰り返したのが原因と思われます。(夏は基本的に半身浴です) 
 
慣れていれば大丈夫でも、たま〜に、の場合は温泉と気温の温度差の負荷はかなりきつかったということです。
  
冬は、熱~い温泉がいいですが、お湯が熱い場合には、ささっと浸かるのが良さそうです。
 
 
そういえば元気だった男二人は、ささっと入ってささっと出てきて、湯上りの水分補給のビールにジュースを飲んでいた!!
 
  
温泉にゆっくり浸かりたい時は、温度はぬるめの温泉を選んで出かけると体への負担は軽くなりそうです。 
  
  

温泉に行くなら湯疲れと一緒に知っておきたい”湯あたり”


 
湯疲れと、湯あたりのちがい。
 
同じじゃないの〜と思いますが、調べてみたら全然違いました。
 

湯疲れは、温泉でなくても普通のお風呂でもあり得るもので、1〜2日の短期間で症状が出るもの。
  
熱いお湯に長く浸かって、疲れてしまった状態が湯疲れ。
 

湯あたりは、温泉の成分に反応しておこる反応ですので、温泉以外では起こりません。
 
1~2日では湯あたりは起こらず、湯治(温泉療養)のように長期間温泉に入ることで、3日から1週にくらいで全身疲労・頭痛・発熱・下痢・嘔吐などの体の症状が出ることを言います。
  

 

湯あたりは、その温泉が体に合わないために体調不良になる場合と、温泉の力で治癒の途中で一時体調不良となる「好転反応」の場合があります。
そのどちらなのかはわかりにくいのですが、湯あたりになったら1日温泉入浴を控えて、体調が戻れば「好転反応」と考えて入浴を再開していいですし、復調しなければその温泉が体に合わないことも考えられますので、その温泉への入浴は控えた方がいいでしょう。

 
出典:温泉ソムリエが教える!幸せになる入浴法
 

 
湯あたりの場合も、湯疲れの場合も、体の不調を感じたら、横になって体を休めることが第一です。

水分補給をしっかりとって、無理はしないようにしましょう。
 
 
 

でもやっぱり入りた〜い!湯疲れ、湯あたりの予防法は?

 

・入浴前後は必ず水分補給をする。
  
・空腹時、満腹時の入浴は避ける。
 
・ビタミンCをとる

 
  
温泉に入ると汗をかき水分不足になりやすい!
 
温泉に行くと、無料でお冷や麦茶が置いてあるのはこのためなんですね。
本当に親切!
 
お風呂上がりには飲む習慣はありますが、入浴前にはなかなか飲まないです。
 
そういえば日帰り温泉に行くと、常連さんは大体ペットボトルにお水を入れて浴槽に持ち込みしています。
長く浸かるには水分補給は必須です。
 
ビタミンCは100パーセントのオレンジジュースでもOKです。
 
教えていないのに、温泉上がりにオレンジジュースを選んで飲んでいた我が息子はすごいなあ〜
 
 
癒されるために出かけた温泉で、クタクタになるのは避けたいところ。
 
ポイントさえ押さえれば、いいとこ取りもできるのです!
 
水分補給と、お腹の調子とビタミンC。
そして温度差には気をつけて、温泉を楽しんでリフレッシュしましょう。

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