エラ張りを治す究極の方法!歯医者さんが知っていた

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先日、いつもの歯医者さんに3か月毎の定期検診に行きました。
 
その日担当してくれたのは、いつもとは違う初めて見かける歯科衛生士さんでした。
 
マスクをしていますがとてもかわいいお姉さんです。
  
歯と歯茎の状態を一通り見た後に、
 
『食べたり飲んだりした時に、歯がしみることはありますか?』
 
と聞かれました。
 
 

 
 

エラ張りのある人は、歯を噛み締める癖のある人が多い‼

歯医者さんでの会話は続きます。
 
 
『歯がしみることは特にないです』(私)
 
 
『歯がだいぶ削れています。このレントゲンを見て下さい。歯の全体が真っ平でしょう。これが続くと、歯がどんどんかけてゆきます。夜の歯ぎしりは寝ているので仕方ないですが、昼間は意識して歯を噛み締めないようにしてください。口を閉じているとき、上下の歯がくっついていませんか?』

 
と言って
 
ガコン!!と、手であごの位置を変えてくれました。
 
この時、私の上下の唇は離れていました。
なんと、口を閉じることができず、開いたままでした。
 
『この状態で、口を閉じることができますか?あごの位置はそのままで変えないでください。』
 
と言われ、閉じようとしましたが、あごを動かさずに口を閉じることはできませんでした!!
 
『今の位置が、口を閉じた時に、下あごが来る正常な位置です。』
 
 
衝撃でした!
  
 
『次は、口を大きく開けて10秒アーっとしていてください。』
 
『そうしたら、ゆっくり閉じてください。この時、舌の先は、上の前歯の後ろに来ます。どこにありますか?』
 
『浮いています』(私)
 
『舌先は前歯の後ろにして下さいね。あと、口を大きく開けた時に痛かったら、顎関節症になります。』←!?

 
 
ここまでやって、初めて、さっき指定されたあごの位置で唇を閉じることができました。
 
つまり今まで私が口を閉じていたときは、それなりに歯を噛み締めている状態になっていたということです。
 
 
なんだかとても大切なことをさらっと言っています。
 
 

かみしめ癖を治せばエラ張りは解消する

 
 
お話はさらに続きます。
 
 
『無意識の状態で、ずっと歯を食いしばっている状態になっています。エラの張っている方には、歯を食いしばった状態になっている方がとても多いんです。ガムを食べる習慣はありますか?』
 
『ないです』(私)
 
『それなら大丈夫です。』
 
 
『毎日意識して、上と下の歯を離すようにしてください。そして口を閉じる筋肉を緩めてあげてください、さっきの口をアーっと開けるのを10秒。これを一日に4から5回やってください。特にお風呂に入っているときは、筋肉が緩みやすいので、一緒に耳の下のへこんでるところをもんで、筋肉を緩めてあげてください。』
 

 
『歯ぎしりが気になる場合はマウスピースもありますが、まずは日中にあごを閉じる筋肉を緩めて、夜もお風呂で緩めてあげれば、寝ている間の歯ぎしりも減ると思います』
  
 
今までも何度も定期検診に通っていますが、歯のすり減りについて、ここまで適格、かつ、詳細に教えてくれた方はいなかったので正直かなりの驚きと衝撃でした。
 
そして歯のお掃除に移りました。
  
 

 
  

噛み締め解消(=エラ張りを治す)法のやり方

 

噛み締め解消のやり方

  1. 口をあーっと開ける。(10秒)
  2. その状態から、あごの状態を両手で触り確認しながらゆっくり閉じてくる。
  3. 舌先は上の前歯の前歯の後ろにつける。

これだけです。
 

 
歯科衛生士さんは、さらっとした説明でしたがものすごく大事なことを言っていました。
 
 
『エラの張っている方には、歯を食いしばってしまっている方が多いんですよね』←ここです!
 
えら張り、女性としては顔の中で、かなり気になる部分!!できればなくなってほしいと願う部分・・・・
 
私もとても気にしています。
 
あまりにあっさり言われたのと、貴重な情報が多いのに、メモは取れない状態。
言葉を頭に縫い付けるのに必死だったことで、その時はまったく気づかなかったですが、見方を変えると
 
『エラ張ってますよ』
 
とはっきり言われたんですよね、私。(笑)
 
それ以上に貴重な情報をいただいたので本当にありがとうございます!と思っています。
 
 
歯がすり減るのはとめたいですが、それよりも、えら張りが解消される!と思ったら、断然やる気は違ってきます。
 
 
私の場合は、この噛み締め解消法をやった時、下あごはいつもの位置より下で、さらに後ろよりにあるような感覚がありました。
なんというか、最初は唇がおちょぼ口のような感じになっていました。
鼻の下を伸ばして上唇を無理やりおろしているような感覚もあります。
 
そして一番大きく開けるとカコンとあごの位置がずれることに気が付きました。
  
顎関節症ってこういうことか!
痛みはないので今まで気にしてなかったけれど、結構恐ろしいです・・・
  
 
歯医者さんは朝一番だったので、さっそく一日中緩めをやっていました。
(この日は休日、朝から子どものスポーツの送迎で家から目的地まで午前、午後、夜、と謎の6往復!)
 
運転中って、気づくと結構噛み締めていました。
赤信号の時とかに、口を開けて(10秒もあけていないですが)ゆっくり閉じるをやって、下あごの位置を変えていました。
   
  
やってみて結構大事だと気が付いたのは舌の位置。
無意識の時は下の前歯の裏側につけています。
上の歯の裏側についていると、下あごの位置がいつもより下でキープされています。

 
ずっと一日気にしすぎて、というか、たぶん大口空ける回数が多かったからだと思いますが、耳のところの筋肉が痛くなりました。
 
驚くことに、エラ張りの原因としてとても多いのが、「咬筋」が発達しすぎているというケースだそうです。
 
もともとの骨格の方ももちろんいるけれど、多くは筋肉が発達しすぎている状態になってエラが張っているので、この筋肉を使わず衰えさせればエラの張りも解消する、ということです。
 
  
噛み締めている=24時間「咬筋」の筋トレ中ということなので、それもまたすごいことですよね。
 
えら張りが解消されて、歯ぎしりが減って、歯のすり減りもなくなって、一石三鳥!
 
となるように、歯の噛み締め解消、本気で続けてゆきます。
 
 
 参考
日本顎関節学会

無意識がこわい!エラ張り顔をつくるNG習慣とその解消法

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