信じて待つのが辛い時〜どうして恋人からの連絡は、信じて待つの?

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信じて待つ

忙しいのはわかっているけど、最近連絡がこない・・・
  
少し前までは、毎日のように連絡を取り合って電話もしていたのに・・・
 
おはよう、おやすみ、の挨拶メールくらい、一瞬でできるのに・・・
 
 
 

 
 

来ない連絡、辛くてもひたすら彼を信じて待つ、それが好かれる女…

  
 
部屋のベッドの上で待てど暮らせど鳴らない電話を待つ。
 
その時間はこれでもか!というくらいに長〜く感じる時間です。
 
平日の夜、メールの着信が鳴らない。
それでも5分おき、10分おきにスマホの画面をチェックしてみたり。
 
休日、あえて一日着信音を消してみたり。
  
待っていない連絡は来るのに、待っている連絡だけが来ない。
 
絶対大丈夫、と信じて辛い気持ちに耐えて待つ。
 
 
本当に辛い・・・
 
  
でも不思議なことに、ただ待つだけだったらそこまで辛い思いをすることはありませんよね。
待つのが辛い、それはほとんどが大好きな人からの連絡

来たー!と思ったら、友人からのメールでがっくり、なんてこともありました。
 
なんで、友人からのメールは返事が来なくても気にならないのに、恋人からのメールだけが遅く感じるんだろう。
  
私自身、気がついた時には、なんだそうだったんだ、なんだ。
と思えて、笑えてきました。
 
この記事では、大切な人を待つ時間の辛さを軽くして、あなたの今の時間をもっと楽しむための方法をご紹介します。
 
  
 

 
 

言ったことを軽〜く忘れるのが普通、信じて待ってみる…

 
 
1つ、私の体験談を書きます。
 
音信不通の連絡を待つのとは、ちょっと違うのですが、待つこと、待つことで生まれる感情、そして第三者目線、気がついたことがわかりやすいと思います。
 
 
一年前の夏、とある仕事の前の一瞬の出来事。 
 
「これが無事に終わったら温泉に連れて行ってあげるよ!」
 
夏の暑い日差しの下で、彼は軽やかな笑顔で、本当に一言、私に言ってくれました。
  
  
この月は忙しいし、ここの週末も行事あるな、と予定が空きそうなところを待っていたらいつの間にか丸一年が経ちました。
私は一年、何も言わずに連れて行ってくれるのを待っていました。
 
 
季節が一周したのに温泉については何も言わない彼に私は言いました。
 
「ねえ、去年の今頃、温泉に連れて行ってくれるって言ったよね。忘れてるだろうけど」
   
「あ!言った!確かに言った。いつにする?」
  
という答えが返ってきました。
 
 
完全に、忘れていました。
悪気も一切なし。
 
言ったこと自体は思い出してくれたので、一言私に言って、そこで彼の中では温泉の話題が終了していたというのが正しそうです。
 
   
この時の私は、”話したことをすぐに忘れる相手だし…きっと忘れてるな”と思っていました。
だから、何も期待はしていなくて1年待っていたことも全然気になりませんでした。
 
 

信じているってどんな状態?心が辛い時には何を信じていればいいの?

  

ところが、この後私の頭の中は
 
”思い出してくれたから、待っていた分どれだけすごいとこに連れて行ってくれるかな?
当然全部計画してくれるよね。
どこにゆくんだろう〜。”
 
と、行くことが決まった途端に”待っててよかった〜”とものすごく期待だらけになってしまいました。
  
 
 
そして、旅先で喧嘩になりました(苦笑) 
 
 
相手の言い分は
「何もやってくれない、任せっぱなしだ」
  
私の言い分は
「連れて行ってくれるって言ったのそっちじゃん、1年も待ってたのに!」
 
全然、話が噛み合っていません。
 (私の言い分にも後付けができていますね) 
 
     
  
この後、さらに喧嘩はエスカレートし、相手が言ってきた言葉は
「結局、何も信じてくれていないんじゃん」
 
この時の私の答えは
「信じるって、何を信じるの?言ったことは何も守らない、すぐに忘れるのに」
 
 
でした。
  
  
  

相手の全部を信じている?それとも、一部だけを信用している

  
  
私は実際に、相手を完全に信じているか?と聞かれたら、首を縦には降ることができません。
  
でも、何も信じていないわけでもないから、全く信じていないわけじゃないはず。
  
 
例えば、彼女がいれば(相手が誰でも)浮気は絶対ない。(意味もなく自信あり) 
だけど口約束はどうしても信じられない(絶対に忘れると思っている) 
 
そう思ったら、先の約束をするのが辛くなりました。
今までは平気だったのに変ですよね。
   
でも、そうして当日それぞれの予定が空いたときだけ会うようになって、そのうちに会わなくなりました。
 
 
私は自分が辛いのが嫌で、待つことを選びませんでした。
 
 
その代わりに、とても大切なことに気がつきました。
 
それは、私は結局彼を信じていなかったということです。
  
 
 

信じて待つのが辛いのは、実は・・・

 
 
あなたが相手をただ「待つ」と決めたなら、その時点であなたは相手を信じています。
 

でも
 
きっと、連絡くれるだろう
きっと、迎えにきてくれるだろう
きっと、覚えていてくれる、大丈夫 
 
と思っていたらは、実は、自分は相手を信じていると自分が思っている状態かもしれません。
 
 
あなたが信じていると思っている内容は、単純にあなたから相手への期待。 
相手があなたの願う行動を起こしてくれることを願って望んでいるだけです。
 
 
待つのが辛いのは、期待が叶わないかもしれない不安も一緒に持っているからです。
 
   
これは、相手を信じている状態とは全くの別物です。
  
 
 
私が、彼と一緒にいるのが辛くなったのは、単に自分の期待が叶わなくなったからです。
 
最初は確かに一緒にいるのが、楽で自然で楽しかったはずの彼ですが、いつの間にか自分の期待を叶えてくれる相手に変わってしまっていました。
 
 
私の場合はその時点で、信じる相手ではなくなっていたのです。
  
  
相手を信じるということは、相手が何かをしてくれることを期待していない状態です。
相手が、どんな行動をしても、しなくても受け入れられること。

 

 
この状態が、本当に相手を信じている状態だと気がついた時、私は笑えてきました。
 
 
「温泉連れて行ってあげるよ」
この言葉が実現するのを待っていた時の私は、彼に何も期待していませんでした。
 
どうせ忘れているだろう、と本気で思っていたし、実際彼も忘れていたし、それでも怒ることもイライラすることもなく、心は普通でした。
 
 
が、期待し始めた途端、私は相手を信じて待つのではなく、相手が自分の願いを叶えてくれることを望んで、自分は何もしないで待つだけになりました。
 
 
この状態は、気持ちは逆ですが、待つのが辛いのと同じ状態です。
 
相手が自分のために何かしてくれるはず、と期待して待っています。

期待が叶うだろうと思って待っているので辛くはありません。
楽しいイメージを爆発させて楽しみにしています。
 
だから、旅行中、楽しいイメージと異なる状態になって喧嘩になったのです。
 
 
信じて待つのが辛い理由。
実は、あなたが信じていると思っていることは、ほとんどが、あなたか相手に期待しているだけの場合です。
  

 
 

待つことだけもできる、そうしたら辛くもないし待つのも気にならない

 

 
信じているんだ、とあなたがが思わなかったら、待つのも苦にはならないし、待っていた結果がどっちに転がっても、あなたののダメージは0です。
  
  
信じて待つのは、実は辛いことではなくて、楽しいことです。
 
  
待っている間は、自分のやりたいことが何でもできます。
誰かに合わせて予定を考えることもなく、時間も自由に使えます。
 

    美味しいお店を開拓する
    ファッションを変える
    体のお手入れをする
    ジムに行って運動する
    新しい趣味を始めてみる
    夜中まで起きていないで早く寝る

 
 
なんでもアリです。
   
  
待つ時間を楽しく過ごしていると、待っていることを忘れた頃にサプライズプレゼントがやってきます。 
 
それは、待つと決めていたこととは、ちょっと違う形かもしれません。
 
 
だからと言って無理に忘れようとしなくても大丈夫です。
時々、こうなったらいいな〜、と思うくらいなら全然OK。
 
  
信じて待つのが辛いのを軽くする方法、ここまで読んでいただけていたら、もうお気づきでしょうか?
 
 
簡単にいうと、自分が相手を信じていると思い込まないことです。
  
それは自分で信じていると思っていることのほとんどは、相手への期待だからです。
自分がどのくらい相手に期待しているかに気が付いたら、今度は信じて待つ必要はなくて、ただ待つだけ。
 
不思議ですが、それが「信じて待っている状態」です。  
 
 
変な話ですが、信じてないけど待つ、でも最初はいいと思います。
信じないようにしようと思う必要もないです。
 
待つこと、そのものは同じです。
 
だったら辛い思いをして過ごすことと、楽しく過ごしすこと。
どっちを選びたいですか?
 
 
私が『信じている=期待している』のカラクリに気が付いたのも、信じるのが辛いなら信じるのをやめればいいとふと思ったからです。
 
 
私は、断然楽しく過ごせる方がいい、そう思っていたから、信じるのをやめました。
正確には、どっちでもいいと思うようになりました。
   
 
その結果、連絡を取らなくなって1年くらいして彼から当たり前のような自然な連絡が来ました。
 
   
変なの、そんなもんなんだ。
 
本当に、なんとも不思議な感覚でした。
 
   
待つだけの辛さに耐えるあなたの心もふわっと軽くなりますように。
 
 

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