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まだ卒業には早い?今年のサンタさんはどうしよう
寒さが厳しくなってきた今日この頃。
子どもに送る『サンタからの』クリスマスプレゼントに悩む季節がやってきました。
先日の女子会でも子どもを持つお母さんたちの間では
「サンタクロースからのプレゼント何にしよう。どうやって選んでる~?」
という話題になりました。
そしてやっぱり何歳までサンタクロースからの贈り物をするか?という話に発展しました。
今の子どもたちは、とてもたくさん、色々な人からプレゼントをもらっているけど、私たちが子どもの頃ってそんなにいくつももらわなかったよね。
とか、兄弟がいる場合には、上の子が信じなくなったのに、下の子は信じていて、、、という兄弟がいる場合の悩みも話題になりました。
クリスマスにはプレゼントを贈ったり、お祝いしたり。
我が家はキリスト教徒ではないのでクリスマスは家族が一緒に過ごして幸せな気持ちになれるきっかけ、としての意味が強いです。
1年に一度、自然に家族が集まれる日があるのは素敵ですよね。
クリスマスを過ごす日にあるのは、暖かさや優しさであってほしいと思います。
そこで、サンタさんを信じる子どもに願うプレゼントをこっそり送る方法と、サンタさんから上手に卒業させる方法について私の体験談を書いてゆきます。
女子会では他のママさん方にはとても好評をいただいたので、いつまでサンタさんからの贈り物をするか、どうやって卒業させようか、と悩む親御さんの参考にしていただければと思います。
まだまだ信じてる〜サンタクロースに何をお願いする?
子どもが言葉を覚えてサンタクロースを意識し始めるころは
「サンタさんにプレゼント何をお願いするの~?」
と聞けば、あっさり答えてくれたので困ることはなかったのですが。
ちょっと大きくなると知恵がついてきて、うちの子の場合は5歳ごろだったと思います。
「サンタさんはね~何も言わなくても欲しいものが分かるんだよ~」
と言って、ほしいものを教えてくれなくなりました。
この時は焦りました。
何しろ本当にほしいものがわからなかったので。
あの手この手で聞いても『ふふふ』と笑うだけの息子に
”わ~一体何を用意すればいいのだ??”と私は一人、迷走しました。
そして思いついたのが次の方法です。
そうだ!サンタクロースに手紙を書こう
私が用いた手段はサンタさんへの手紙を書くことです。
保育園で多少は字が書けるようになったのだからサンタさんに手紙を書こう、と子どもを誘いました。
これで一緒に書けば書いた内容でほしいものが分かる・・・
と思ったのも束の間。
「一人で書くからあっちへ行って」
”え~!!まずい”
と内心焦りましたがそこでひらめき、良い方法がありました。
それは、ハガキ。
手紙は封筒に入れたら中身見えなくて確認できなくなるけれど、ハガキなら大丈夫!
なので、最初の紙に書いたのは練習として、子供にはハガキに清書してもらいました。
そしてようやくほしいものの情報をゲット、子どもと一緒にポストに投函(←ここポイントです)して、無事におもちゃも入手して、この年我が家には、サンタさんからのプレゼントが届きました。
サンタさんへの手紙の宛先はこちらのサイトを参考にさせていただきました。
↓
サンタクロースの住所・宛先は?手紙・エアメールの書き方・出し方
ちなみに、今の時代はサンタさんにもメールするらしいです!
知り合いの母親仲間の間では
「いたずらするとサンタさんにメールしちゃうよ!」
と言うそうです。
(ほしいものもメールで送るのかはちょっと不明でしたが)
「悪い子のところにはサンタさん来ないよ」
と言うよりもいっそう現実的だと感じました。
これは、クリスマスが近くなるこの時期だけに使える言い回しですね(笑)
サンタクロースならなんでも用意できる?私が卒業を決意した出来事
次は、ほしいものはあっさりわかったけれどほぼ入手不可能品だった時のできことです。
小学校1年生の時、ウルトラマンにはまった息子。
その時のクリスマスでほしいと言ったのは、製造中止になった怪獣のフィギュアでした。
おもちゃはどんどん変わってゆくので、おもちゃ屋さんに行っても新しいシリーズになっていて、新しくなったシリーズの中では作られていない怪獣が欲しかったものでした。
だから
「これはね買えないから、サンタさんにお願いするんだ~」
とニコニコしながら教えてくれた息子。
まじか!と思いネットで探してみると・・・
かろうじて1点発見。
ただし値段は発売時の10倍‼
ありえない!と思いましたが、購入するかどうするかは非常に悩みました。
毎日サイトとにらめっこ、すると微妙に価格が変動していることに気が付きました。
10日間ほど毎日販売サイトを訪れて、7倍程度までに下がった段階で、ポチり。
プレゼントの包装とかは一切なし。
タグも全部外してクリスマスイヴの夜、息子が眠った後にクリスマスツリーの下に怪獣を立てておきました。
翌日、メッチャ嬉しそうに走ってきて
「サンタさんキター!」と報告する息子。
そして私は、この年を最後にサンタクロースからの贈り物はやめることにしました。
その理由は・・・
サンタを卒業?だってサンタクロースがやって来るのはね・・・
私が子どものころは、クリスマスにプレゼントを用意してくれるのは両親だけでした。
その頃は、おじいちゃんおばあちゃんには、クリスマスプレゼントを贈るという習慣がなかったのだと思います。
そもそも戦争の後でクリスマスを祝う習慣は無い世代です。
いっしょに食事はしても、祖母からの贈り物はありませんでした。
今の子どもたちは、自分の子どもにクリスマスにプレゼントを贈る習慣のあった世代がおじいちゃんおばあちゃんになっているので、子どもたちはサンタさん以外からも様々なところから贈り物をもらえるようになっています。
息子も例外ではなく、親族の中でほかに小さな子がいないので色々なところから贈り物が届いています。
そんな中、小学校2年生のクリスマスにはクリスマスツリーの下には何もありませんでした。
「今年はサンタさん来なかった・・・」
という息子に私は言いました。
「サンタさんはね、お家でプレゼントをもらえない、恵まれない子どものところに行くんだよ。
だって○○(←子どもの名前)には、こんなにたくさん贈り物をくれる家族が周りにいるんだよ。」
と言いました。
子どもは超納得。
「そうだね!プレゼントはみんながもらえたほうが良いね!!
その代わり、今日はじいちゃんとばーばとみんなでおいしいものをいっぱい食べよう!」
と言いました。
そして、うちの息子のところには小学校2年のクリスマスからサンタさんは来なくなりました。
息子はこの時、サンタクロースはまだ信じているけれど、サンタクロースのプレゼントからは卒業しました。
この方法、先の女子会でも友人に話したのですが、サンタさんが来なくなる対象が『個人』ではなく『家』なので、兄弟がいてお子さんの年齢がバラバラでも上手に使えるんですよね。
喜んでもらえました^^
最後は私の一番最後のプレゼントについてです。
『サンタのプレゼント』を卒業!サンタクロースはいつでもそこに
テレビのニュースで、サンタ姿の白髭のおじいさんがたくさん出かけてゆく姿が映ると
「これから頑張って世界中まわるんだね~」
と言っているので息子は今も、サンタさんを信じているんだな~と感じます。
ところで、私自身は自分が子どものころ、サンタさんから何をもらっていたかは一切覚えていません。
いつまで実在を信じていたか、いつまで来ていたかも覚えていないのですが。
ただ、最後にもらったプレゼントが靴下だったことだけは覚えています。
朝起きると枕元に、赤い包み。
開くとそれは三足の靴下セット(赤、緑、青)
なんだかとっても不思議で、でも使えなくて。
なんと、そのまま履かずにずっと実家に残してありました。
そのサンタさんからの最後の贈り物の靴下、今は息子が履いています。
(デザインがシンプルで男女はなかったので)
そろそろ穴が開きそうなくらいに毎日のサイクルで使ってます。
きっと昔、靴下を送ってくれたのは私の母親。
まさか今頃になって、孫が履いているなんて思ってもいないでしょうし、靴下そのものを見ても絶対に思い出さないと思います。
私だけが知っていてちょっとニヤニヤしています。
その二人は、今日一緒にクリスマスのケーキを注文に行ってきたらしいです。
今はもうサンタさんは、うちには来ないけど、いるんだよ。
サンタクロースは、本当は、モノをプレゼントするんじゃなくて、幸せや温かさを届けてくれる存在だから。
子どもがそんな風に思っていれば、実在するかしないかはあまり関係なくて、優しい夢が壊れることもなく。
成長して大人になったら今度は自分が自然にサンタさんになっているんじゃないかと思っています。
私が子どもをサンタさんのプレゼントからの卒業させた方法、優しく温かくお子さんを見守るあなたの卒業方法の参考になれば幸いです。