サラサラ雪での雪だるまの作り方を知っている?子供と一緒に雪遊び

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この冬初の大量の積雪。

朝起きて、真っ白な庭を見た瞬間
「おお〜、雪だ〜!!」
と叫んで外に飛び出していった子供、気づくと外で何かをわめいていました。
 

サラサラの雪でもうまくできる手作りの雪玉


 
例年なら、冬休み中に一度はドカ雪になるのに今年はお正月に雪がふらなかったのでちょっと遅めの雪遊びです。
 
さぞ楽しんでいるのだろう、と思っていると

「おかあさ〜ん!」

と大きな声で呼ばれました。
 
玄関に行ってみると、子供は雪を一握り掴んで玄関に立っていました。
 
「すごい雪だけどサラサラしてて、雪玉にならないよ!早く来て〜」
 
とだけ言って、また雪の中へ走って行ってしまいました。
 
 
”あれ〜?雪玉作ったことあるよね、去年、学校で雪合戦やってたし・・・
一年で忘れちゃうものかしら??まあ、いいか”
 
とりあえず、台所を片付けてからゆこう。
 
 

上手に雪玉を作る雪、コツは雪の場所にあるんです

 
 
私も上から下まで着込んで外に出ると、子供は雪かきをしていたおじいちゃんと雪合戦をしていました。
 
頭の上を雪玉がポンポンと飛んで、トタン屋根に雪玉が当たりドカドカと音が鳴る中。
”私に当てたらどうしてくれようか〜”とか、考えながら子供のところに歩いてゆきました。
 
私が近づくと子供が、こう聞いてきました。

「なんでじいちゃんの投げる雪玉は、あんなに速く飛んでくるの?」
 
『それは、雪玉が硬いからに決まってるじゃん。ちゃんと雪を握って固めたら野球のボールみたいに飛んでいくよ』
 
「だって固くならないんだよ!」
 
と言って、足元の日陰の部分の雪を両手ですくい上げる。

『あ〜。使うのは日陰じゃなくて、陽のあたっているところの雪を使うんだよ。少し溶けて、表面のキラキラしているところね』
 
お手本に、車に積もった雪を使って1つ雪玉を作って子供に渡しました。
それを思いっきり投げる子供。
  
「ほんとだ〜!!すげ〜」

と子供は雪玉作りに励む。
そこで疲れたおじいちゃんは退散。
 
子供の作った雪玉をもとに今度は雪だるま作りに移りました。
 
 

サラサラ雪での雪だるまの作り方、ただ転がすだけじゃない

 

 
しっかりとした雪玉を作ったら、あとは雪の上を転がすだけ。
でもサラサラ雪の場合は雪玉が大きくならないのです。
 
文句言いながら転がす子供と一緒になって、私もお手本の雪玉転がし。
 
『雪玉が小さなうちは、転がす場所はお日様の当たっている場所を転がしてね。ちょっと転がしたらついた雪を叩いて固めてるんだよ〜。』
  
『同じ方向に転がすと、雪玉が丸くならないからね。右に左に、まん丸になるように転がしてね〜』
  
とあちこち二人で転がして、固めて、転がして固めて。
 
重い、もう無理。
というところでストップ。
 
頭は持ち上げて、一個の雪玉の上に乗せないとなので、持ち上げられるギリギリのところで雪だるまにして、倒れないように首をさらに雪でくっつける。
 
手袋していても、体温である程度暖かく、雪も溶けてくっつきます。
 
 
ここまでできたら、今度は仕上げ。
 
帽子はバケツ、鼻の人参は雪の中畑から引っこ抜いて、目は唐辛子で出来上がり。

雪玉はそれなりに硬いので、目や鼻は、棒であらかじめ穴を開けてからくっ着けます。 
 

 

サラサラ雪での雪遊びの時にあると便利なものは

 
お日様の出て天気のいい日は、日当たりのいい場所の雪は水分のある雪になって、雪だるまが作りやすくなります。
 
もしも、お日様が出ていなくて曇りの日、雪がサラサラ雪のままでまとまらない時に雪だるまを作りたいとき、あると便利なのがじょうろや霧吹き、そして水。
 
ほんの少しだけ、水分を増やしてあげるだけで、しっかりとした雪玉になります。
 
冷たいので、本当にちょっとで大丈夫です。
肝心なのは、最初なので、霧吹きが一番おすすめです。
 
 
私にとっては超久々の雪遊び。
子供と一緒に私も本気で遊び楽しみました。
 
大人になっても、雪だるま作りはかなり楽しいです。
子供よりも本気になれるかも知れません(笑)
 
 
子供に聞いたら、今って、雪玉を作る専用のおもちゃまで売っているんですね。
かなり、びっくりしました。
 
便利な道具は、雪合戦で速く雪玉を作るためにできたもの、遊び心が満載で楽しいです。
 
雪だるまなら、専用道具はなくても、手袋さえあれば楽しく作れます。
数年に一度の大雪の時は、かまくら作りを(笑)
  
 
寒い冬、吹雪いているときには、こたつでみかん。
雪が積もって晴れたら外で雪遊び。
 
子供と一緒に、遊んだら、真っ白な雪で気持ちのお洗濯にもなりました。
 
雪が降ったら雪だるま、そのくらい軽やかで楽しい心になりました。
そしていい運動にもなりました。
 
普段、雪に触れることのない場所に住んでいる方も、雪のたくさんある場所に行ったら、ぜひ雪だるま作ってみてください。
 

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